顔や下肢を中心にむくみをともなう病気

2009年8月19日 05:27 | コメント(0) | トラックバック(0)

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上記むくみに加え下痢や嘔吐、腹部膨満感、腹痛、脂肪便(泥状便ですっぱい匂い)等の消化器系の症状をともなう場合"タンパク漏出性胃腸炎"が考えられます。

この病気は以前 本態性低タンパク血症 と呼ばれていて、アルブミンと呼ばれる血漿中タンパク質が、消化管内に異常に漏出することで引き起こされるむくみで、原発性としては胃のメネトリエ病と腸リンパ管拡張症が、続発性として他の器質的病気に合併したものがあげられます。

タンパク漏出は、腸壁から静脈にいたる腸リンパ系になんらかの異常が生じたため、アレルギー性胃腸炎やアミロイドーシスにより消化管の血管透過性が亢進したため、潰瘍性大腸炎やクローン病、メネトリエ病、消化管の潰瘍性病変や悪性腫瘍による、といった3つの原因によって引き起こされると考えられています。

診断は血液生化学的検査でタンパク質・コレステロール・カルシウムの低血症、鉄欠乏性貧血が見受けられた場合、精査のため内視鏡や消化管造影、生検による組織検査、リンパ管造影をおこないます。

この病気の治療は原疾患に応じておこなわれ、病変部が限局している場合は外科的治療、腸リンパ管拡張症では半消化態栄養剤と利尿薬・アルブミン製剤、メネトリエ病では制酸剤投与が一般的ですが、原因不明のむくみを感じたらすみやかに内科で受診することをお勧めします。

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